
組織の創造性を阻害する4つの現代病と処方箋
安斎 勇樹
2021.04.16/ 6min read
会議の話し合いが活発にならず、なかなか良いアイデアが生まれない。
何かアイデアを思いついても、組織が動かず、なかなか実現されない。
メンバーの個性や才能が活かされていない。チームにまとまりがない。
組織が近視眼的で、イノベーションどころか、職場がなかなか変わらない。
こうした悩みの真因を探ると、必ずと言っていいほど、人とチームの「創造性」の問題に行き着きます。すなわち、メンバーひとりひとりのポテンシャルが発揮されていない状態。チームの関係性が固着化し、深いコミュニケーションが生まれなくなっている状態。さまざまな制約によって、組織全体が変わりたくても変われなくなってしまっている状態です。
本記事では、組織の創造性を阻害する要因について整理することで、組織の創造性を取り戻すための突破口について検討していきます。
目次
組織が創造的である状態とは
組織の創造性を阻害する4つの要因
解決の鍵は、ミドルマネージャーのファシリテーションスキルにある!?
組織が創造的である状態とは
そもそも、”組織が創造的である状態”とは、どのような状態でしょうか。「創造性(creativity)」に関する先行研究を読み解くと、個人に関する知見、チームに関する知見、組織そのものに関する知見など、階層的である点が特徴的です。
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